琴の葉、零れし咲。

零れそうな種を、失くさぬよう、しっかり結ぶ庭。

結婚

帰り道を。

 

冬は空が近く、遠く感じる季節です。

其処にあるかのようで。

キラキラ。

 

冬の星が好き。

オリオン。

 

いつもよりゆっくり、小さな歩幅で歩く鍵盤の上は、冷たく静かに澄んだ冬の音が聴こえます。

 

都会に住んでいると便利さ故に気付くことのできない景色があるのかもしれません。

都会には憧れがあるけど、この景色の方が好きです。

午後5時半の冬の空、夕焼けの去りゆく空に輝く一番星があります。

 

そんな景色が好きな人。

歩幅を合わせて。

 

星の街路樹。