琴の葉、零れし咲。

零れそうな種を、失くさぬよう、しっかり結ぶ庭。

作詞

*『幸せである前に』

『幸せである前に』 余人は空にレンズを翳し 私は道端の草花を撮った ビードロ玉が落ち葉のように どこに紛れているか分からない 目を凝らして見なくても 蕩けるような光の粒は 気に掛けない時にこそ 舞い落ちるものでしょ 見落とさないで 小さな聲を 忘れな…

として。

はじめ。 今後、作詞(歌詞)を載せる時には、 記事タイトルの頭に、「*」を付けることで 区別していきます。 因みに、作詞の内容については、空想や想像、実体験、思想など様々です。 歌詞の書き方や手順、テクニックなどについては何も調べず、完全な自分の…

*『贈り物』

『贈り物』 贈ることは どこまでも色褪せないね 華奢な向日葵が咲く頃は 庭木に止まった天道虫の羽が 真っ赤に燃えて 一日の始まりを告げる もっと素敵にどこか穏やかに あなたの帰りを待っている 昼下がりの日曜日 母がくれた黄緑色の絵葉書が 今も懐かしく…